ミュンヘン⽇本⼈国際学校SUC規約

 

スクールバス運⾏の⽬的
児童生徒が安全且つ定時に登下校することを目的とします。


1.運営

1.1ミュンヘン⽇本⼈国際学校スクールバスは、スクールバスユーザークラブ(SUC)により運営されます。SUCは、スクールバスが安全且つ定時運⾏し、児童生徒の通学⼿段の⼀つとして正常に機能するよう責任を持ちます。

 

1.2 SUCの構成員(会員)は、スクールバスを利用する児童生徒の保護者(⽗⺟)です。各路線よりSUC委員が1名選任され、SUC委員会を構成します。SUC委員会がスクールバス運営の管理・調整を⾏います。


1.3 担当役職名は、委員⻑・副委員⻑・ルート編成・契約・会計・利用案内などです。委員の中から選出されます。


1.4 SUC委員会は、最低年1回開催されます。年度事業報告・会計報告、及び年度事業計画・会計計画が提案・承認されます。


1.5 SUC委員はSUC委員会により承認されます。


1.6 学校法⼈ミュンヘン⽇本⼈国際学校は、スクールバス運営に直接携わりませんが助⾔指導などでSUCをサポートします。


1.7 運営費用は、利用者負担金とバイエルン州からの補助金で賄っています。

 


2.⼊会および利⽤契約
2.1 SUC⼊会・退会届け
SUC⼊退会希望者は『ミュンヘン日本人国際学校 保護者ポータルサイト』より申請します。

 

2.2 【新規利用】

新規利用希望者は、各学期終業式の1か月前までに『ミュンヘン日本人国際学校 保護者ポータルサイト』より利用申込みを申請します。また、入会申請期限を過ぎてからの申込み(各学期途中での申込み)については、各バスルートの座席空き状況確認、調整等が必要になる為、入会申込み後、約3週間はスクールバスを利用できません。

 

2.3 【利用中⽌】

利用中⽌希望者(卒業及び退学を含む)は『ミュンヘン日本人国際学校 保護者ポータルサイト』より中止申請します。

 

2.4 利用者管理担当委員もしくは、SUC委員⻑による利用可否、解約の確認をもって利用者との契約及び解約とします。


2.5 スクールバス利用を申請しても、住所によって利用できない場合があります。学校からの距離や道路状況及び⽴地条件により、SUCにて判断されます。

 

2.6 スクールバス利用者は、SUCへの入会と同時に、バスの現在位置などの運行情報を提供するソフトウェア(以下、バスアプリ)の利用に同意したものとみなします。

 

2.7 バス利用に際し、児童生徒の保護者は運行に必要なバスアプリが利用可能な機器を各自で準備する必要があります(バスアプリはiOSとAndoroidに対応)

 

2.8 バスアプリにより発生した機器の損傷やバスアプリ自体の機能・性能およびアプリの利用により生じたいかなる損害に対して、SUCはいかなる種類の(明示的または黙示的な)保証もせず、責任、義務を負いません。

 

2.9 個人情報取り扱いについて

SUCでは、お預かりした児童生徒、及び保護者の個人情報について、以下のとおり適正かつ安全に管理・運用することに努めます。

 

A.利用目的

SUCは収集した個人情報について、以下の目的のために利用します。

 ①バス利用時の位置情報取得の為 ; バスアプリ会社

 ②バス利用に関する諸手続きの為 ; バス委員・学校・バス会社・連絡係

 ③緊急連絡の為         ; バス委員・学校・バス会社・連絡係

  収集した個人情報はバス運行に必要な範囲内で使用し、適切に管理します。

 

B.第三者提供

SUCは以下の場合を除いて、個人データを第三者(バスアプリ会社・バス委員・学校・バス会社・連絡係以外)へ提供することはしません。

 ①同意を得ている場合

 ②法令に基づく場合

 

C.開示請求

個人情報について、ご本人には、開示・訂正・削除・利用停止を請求する権利があります。手続きにあたっては、ご本人確認のうえ対応させて頂きます。詳細については以下「SUC窓口 (E-mail: suc@jism.de ) 」へご連絡ください。

 

3.スクールバス会社との契約
3.1 バス会社との契約主体は学校法⼈ミュンヘン⽇本⼈学校理事会です。理事会が契約主体となるのは、SUCが法的責任を負える団体組織ではないためです。


3.2 バス会社の選択は、バイエルン州から補助金が支給されているため、⼊札で⾏われます。乗⾞中の搭乗者災害及び障害保険は、運⾏契約に包括されます。


4.スクールバス利⽤代⾦と⽀払い⽅法
4.1 バス会社との契約主体は学校法⼈ミュンヘン⽇本⼈学校理事会です。理事会が契約主体となるのは、SUCが法的責任を負える団体組織ではないためです。


4.2 スクールバス利用代金は上記利用契約に基づき前納とし、原則的に4月(一学期分)、8月(二学期分)、1月(三学期分) に指定された銀⾏⼝座へ振り込むこととします。なお、期間途中の解約についての返金は⾏われません。但し保護者の異動による転出(⽇本等)のみ返金を⾏います。スクールバス利用代金は利用⽉分までとします。(⽉途中で解約した場合も、⽉末まで利用するものとみなして計算)


5.ルート、停留所及び使⽤バス

5.1 ルート、停留所及び使用バスは利用確定者に基づき、SUCにて決定します。ルート編成(個別ルートの変更も含めて)は、年3回のみ各学期始めに⾏います。各学期中は固定ルートとし、学期中の新規利用者、及び引越しによる住所変更者は既存の停留所を利用し、次学期のルート再編時に新規停留所の候補として取り扱います。


5.2 所用時間は⽚道最⻑1時間15分を越えないルート設定とします。


5.3 スクールバス路線および停留所の変更は、SUC委員より、速やかに会員及び⽇本⼈学校事務局に報告されます。


6.その他
6.1 児童生徒の乗降は保護者の責任において⾏われます。(停留所への⾒送り・出迎え・終業時間後スクールバス乗⾞待ち時間)


6.2 利用児童生徒以外のバス乗⾞は、SUCの承認を受けた児童生徒監督またはバスの運⾏管理を⽬的とした者以外は認められません。


6.3 伝染病患者の乗⾞は認められません。


6.4 スクールバス内の秩序の遵守は、SUC会員である保護者から児童生徒に指導してください。秩序を著しく乱した児童生徒に対して、SUCは利用契約を破棄する権利を有します。尚、場合によっては、バスのご利用をお断りすることがあります。


7.規約の改定
7.1 本規約は、SUC委員会において、2/3以上の賛成を持って改訂することが出来るものとします。

 

7.2 自然災害、伝染病、テロ等により、正常なバスの運行が困難な場合、SUC委員会において、2/3以上の賛成を以って「非常事態宣言」を発令し、バス運営に資する臨時のルールを決定できます。

 

2022年10月 一部改定